医者と結婚するタイミングはいつがチャンス？結婚のタイミングに応じた婚活方法がわかる！

医者はライフステージの中で、いつ結婚することが多いのか？そのタイミングを知ることはとても重要です。そして、医者が結婚したいタイミングに応じた婚活方法を実施するのが最も効果的です。タイミングに応じた婚活方法を伝授します。

医者と結婚するタイミングはいつがチャンス？

データを調べると、医者の生涯未婚率は約3％という数値になっています。これは、一般の男性の生涯未婚率である約25％に比べると、非常に低い数値です。つまり、ほとんどの医者は結婚を望んでおり、実際に結婚しているということがわかります。

その理由としては、医者は高収入で裕福であること、両親もハイクラスで息子の結婚を強く望むこと、医者の仕事はハードなので癒しのパートナーを求めることなどがあります。

それでは、医者はいつ頃、結婚をするのでしょうか？この問いについては、正確なデータはありませんが、僕の周囲の医者に聞いてみると、医者が結婚するタイミングには、何パターンかがあることがわかります。医者のライフステージに合わせてご説明します。

医学部を卒業するタイミング

医者の結婚における、最初のタイミングは、医学部を卒業するときです。医学部の学生は、授業が忙しいこともあり、他の学部の学生に比べて、特別にもてるということはないようです。あまり遊ぶ時間がないからです。

それでも、医学部の同級生をはじめとして、学生時代に周囲にいる女性と交際を始めて、医学部を卒業するタイミングで結婚する医学部生が、毎年、数％はいるとのことです。医学部を卒業した後に、医師国家試験を受ける必要があります。

その試験の合格率はおおよそ90％くらいなので、医学部を卒業したら医師になれることは、ほぼ約束されています。そのタイミングで結婚にゴールインというのも、納得できることです。もう、将来は安泰なのですから。

初期研修医として勤務しているタイミング

医者の結婚における、次のタイミングは、初期研修医として勤務しているときです。医学部を卒業した後は、2年間、研修医になります。具体的には、国の指定を受けた研修病院（大学病院や総合病院など）に所属して、研修を受けます。

この期間は、初期研修医と呼ばれます。この背景となっているのは、2004年より開始された臨床研修制度です。実際の臨床を通して、医師としての知識や技術を習得することが目的です。2年間かけて、基幹型臨床研修病院、協力型臨床研修病院および臨床研修協力施設（診療所、保健所など）を回ります。

初期研修医の期間は、内科、外科など、様々な科目を回って、複数の科目を体験します。各科目の期間は数ヵ月程度なので、頻繁に病棟を移動することになります。初期研修の内容を詳しくご説明すると、下記の通りです。これらに加えて、一般外来での4週以上の研修も必修です。

• 内科：24週以上
• 救急科12週以上（4週まで麻酔科に振り替え可能）
• 外科、小児科、産婦人科、精神科：各4週以上
• 地域医療：4週以上

初期研修医のときは、やっと少し慣れたらすぐに次の科目に移るので、結構ストレスがたまります。心身ともに疲弊している初期研修医のときに、優しくフォローしてくれる看護師とお付き合いして、それをきっかけとして結婚に至るケースもよく見られます。

臨床研修制度ができてから、医師と看護師の結婚が増えたという業界関係者もいるくらいです。看護師にとっては、嬉しい制度かもしれません。

専攻医として勤務しているタイミング

2年間の初期研修医の期間が終わると、次は専攻医となります。専攻医とは、専門医取得を目指して、各病院の専門研修プログラムで学ぶ3年目以降の医師のことです。従来の制度では、後期研修医と呼ばれていた医師が、いまは専攻医に該当します。

専攻医になるには、初期研修後に日本専門医機構が定めた各病院の専門研修プログラムへの応募・合格が必要です。専門研修の期間は約3〜5年間となります。この専門研修の選び方によって、医師としてのキャリアの方向が決まるので、とても重要な選択となります。

専攻医は、短期間で複数の科目を回っていた初期研修医とは異なり、自分の選んだ１つの科目で専門性を深めるため、病院にとっても重要な戦力となります。

初期研修医の頃の給与は、驚くほど低額なのですが、専攻医になると、給与もかなり高くなります。相場は650万円～850万円ほどですが、中には1200万円程度を得ている医師もおり、病院によってかなり幅があります。

また、専攻医は、初期研修医には禁止されていたアルバイトもできるようになるので、アルバイトも含めると、かなりの収入となります。それゆえ、専攻医になってから結婚する医師も多くいます。

勤務医として働いているタイミング

専攻医として、所定の専門研修プログラムを終えた後に、認定を受けて専門医資格を取得します。この資格を取得した医師を専門医と呼びます。専門医となって、初めて一人前の医師としてのスタートを切ることができます。

専門医となった後は、大学の医局に所属したまま病院で勤務医を続けるコースと、しばらく勤務医として仕事をした後に、医局を離れて開業医となるコースの２つに分かれます。

医局に所属していると、医局人事により、数年に一度は所属する病院が変わります。勤務先の病院で医療関係者の女性と知り合って結婚するケースがあります。また、結婚相手は医療関係者以外がよいと思う男性医師が、結婚相談所に申し込むのも、この頃が多いです。

医局に所属しているときに結婚すると、結婚式には大学の教授、先輩、同僚などの医師を招待することになり、両親の関係者も含めて、壮大な結婚式を挙げる医師も多いです。友人を招くと、あまりに豪華な結婚式で驚くという話もよく耳にします。この勤務医の頃に結婚する医師が最も多いです。

開業医として働き始めたタイミング

もう１つのコースである、開業医として働き始めてから結婚するという医師もいます。１つは、医者である実家に帰って、医院やクリニックを継ぐというケースです。これを機会に両親から強くすすめられて、結婚に踏み切るという医師もいます。

もう１つは、実家を継ぐのではなく、自力で開業する医師もいます。開業医は個人事業主ですから、何もかも自分でやらなければならないので、非常に忙しいです。そのために、結婚を考える医師が多いです。

受付や事務作業など、妻にも一緒に医院を手伝ってもらいたいという場合と、医院のことはパートを雇ったりして自らこなすが、家のことは何もする時間がないので、専業主婦として家庭を守って欲しいという場合があります。

結婚のタイミングに応じた婚活方法がわかる！

ここまでご説明したように、医者が結婚するタイミングには、5つあります。これらのタイミングごとに、最適な婚活方法を伝授したいと思います。

医学部卒業のタイミングに合わせた婚活方法

まず最初は、医学部を卒業するタイミングです。このタイミングで医者と結婚しようと思ったら、相手が医学部の学生の頃に交際を始めなければなりません。先程もご説明したように、医学部生というのはとても忙しいので、外部から接触するのは難しいです。

そのため、医学部生と知り合おうとすると、医学部の内部に入り込む必要があります。いちばん良いのは、自分も医学生となる方法ですが、これはさすがに狭き門だと思います。

次に良いのは、医学部と併設されている看護大学の学生になることです。このような学校では、医学部と看護学部で様々な交流があるので、医学部の学生と交際できるチャンスは極めて大きいです。実際にこの頃に知り合って結婚した医者と看護師は結構多いです。

医師になるのも、看護師になるのも難しいという女性が多いと思います。この場合に、行うべき婚活は、大学の医学部で働くことです。具体的には、医局秘書や研究助手の仕事に就くことです。これなら、あなたにもチャンスがあると思います。

医局秘書や研究助手の仕事は、一般企業のOLとそれほど変わらないので、ハードルは低くなります。医学部の学生と知り合うチャンスは得られるはずです。医学部の学生には浪人している人も多く、学生の期間も長いので、年齢差もあまり気にならないと思います。

初期研修医のタイミングに合わせた婚活方法

初期研修医のタイミングに、医者と結婚しようと思ったら、看護師になる一択です。先にもご説明したように、初期研修医の心身ともに疲弊しているときに、フォーローしてハートを射止めるのは、看護師の特権のようなものだからです。

看護師になるためには、高校を卒業後に、看護大学4年、看護短期大学3年、看護師養成所（看護専門学校など）3年、のいずれかで学んだ後に、看護師国家試験を受けて合格する必要があります。

あるいは、中学を卒業後に、5年一貫看護師養成課程校を卒業して、看護師国家試験を受ける方法もあります。いずれにしろ、中学生や高校生の頃から、看護師を目指さないと看護師になるのは難しいと思われます。

専攻医・勤務医のタイミングに合わせた婚活方法

専攻医・勤務医のタイミングに、医者と結婚する方法を考えてみます。もちろん、自らが医師や看護師になるのは、職場結婚を狙う１つの方法です。繰り返しになりますが、この方法は、かなり難易度が高いですね。

そこでお勧めしたいのは、男性会員における医師の比率が高い結婚相談所に申し込むことです。専攻医・勤務医の段階になると、待遇や収入も安定してくるので、結婚を真剣に考える医師が増えてくるからです。

正確なデータはないのですが、色々調べてみると、男性医師の中で医療関係者の女性と結婚したいという医師と、医療関係者以外の女性と結婚したいという医師は、ほぼ半々のようです。つまり、半分は職場結婚以外を望んでいるということになります。

それらの医師は、結婚相談所に申し込む確率が高いです。男性医師に対しては、料金を低く抑えて入会を促進している結婚相談所も多いので、気軽に申し込む医師も多いのです。でも、それでは本気で結婚する気はないのではと心配する女性もいるでしょう。

確かに、遊び半分で入会する男性医師もいるかと思います。しかし、冒頭で述べたように、男性医師の生涯未婚率は、わずか3％程度と非常に低いのです。潜在的には、いずれ結婚したいと思っている男性医師が圧倒的です。

男性医師とは出会うチャンスを得るのが、滅茶苦茶に難しいのです。それゆえ、結婚相談所で出会ってしまえば、あとはあなた次第です。あなたの素晴らしさを認めてもらえさえすれば、結婚へとつながる可能性は大きいのです。

開業医のタイミングに合わせた婚活方法

開業医として働き始めたタイミングに、医者と結婚する方法を考えてみます。もちろん、その医院やクリニックで働く看護師にもチャンスはあります。この点は、これまでのご説明と変わりません。

一般の女性が、開業医として働き始めた医師や、軌道に乗り始めた医師と出会うチャンスは、専攻医・勤務医と同じく、結婚相談所に申し込むことです。開業医のほうがパートナーの必要性に迫られている分、真剣に結婚相手を探す傾向が強いです。

開業医は個人事業主ですから、経営の成否はありますが、平均年収で見ると、約2,500万円ほどになり、勤務医の2倍程度の高さとなります。高年収だから医者と結婚したいという女性は、開業医を狙うのがよいと思います。

若くして開業医となっている医師は、父親も医師で実家を継いでいる人が多いです。このような「医師家系」の出身の医師は、代々医師で兄弟や親戚にも医師が多いという家系です。

それゆえ、このような医師と結婚したいのであれば、自らも礼儀作法を身につけるなど、自分磨きをする必要があります。ある程度の学歴があり、お茶やお花の免許皆伝など、相手の両親に認められるような実績があると、婚活に有利になります。