医者の仕事の安定度

医者の仕事は安定しているので安心です

医者の就職はほぼ１００％です

しばらく前までは、白い巨塔でおなじみのように、医学部を卒業すると、 自分の出身大学の医局で研修を受けるのが一般的でした。しかし、 ２００４年からは、自分の好きな病院で研修を受けられるように自由化 されました。

それゆえ、医学部生も４年生になると、普通の大学生と同じように、リク ルートスーツに身を包んで、病院を回り、受験する病院を決めるように なっています。しかし、最終的に就職する病院については、「臨床研修 マッチング」というシステムで、医大生と病院が、それぞれの希望にマッチした所に決める仕組みが取り入れられています。

その結果、８０％以上の医大生が第１志望の病院に就職できており、 第２希望以下も含めると、就職率は、ほぼ１００％近くになっています。 医学生の就職率は、通常の大学生の就職率とは比べものにならず、 安定した就職状況となっています。

いったん勤務すると解雇されることはありません

医者はいったん病院に勤務すると、余程の不祥事でもない限り、通常 ではまず解雇されることはありません。その理由は、慢性的な医師不足であり、解雇してしまうと、次の医者を探すのが困難だという理由があります。

そのため、患者に対して強圧的な医者など、普通の会社では考えられ ないような我がままな医者がいたとしても、そのまま放置されることが 多いようです。

また、全国どこに行っても医師不足なので、住みたい場所で仕事を探 せるというのも、特徴となっています。医者の最大の魅力は、高収入ということですが、それと同時に、安定しているというのも大きな魅力と なっています。