医者にはどうすればなれるのでしょうか

医師免許を取得する

医者になるためには、医学部を卒業してから、毎年２月半ばに実施さ れる「医師国家試験」を受験し、その試験に合格することが必要です。 合格すると、「医師免許」を取得することができます。

以前は、医師免許さえあれば、すぐに医療行為をすることが可能だった のですが、今は医師免許を取得した後に、２年間の臨床研修を受けるこ とが、義務付けられています。したがって、その後でなければ、本当の 意味での医者になることができません。

臨床研修期間は医師見習い期間です

臨床研修期間の２年間は、いわば見習いの医師として、病院に勤務します。 この間に多くの診療科をローテーションを組みながら経験します。それに より、医師としての実践的な知識や技術を身に付けていきます。この間の 医師のことを「初期研修医」と呼んでいます。

臨主研修期間が終了すると、一応は医師として認められますが、実際には さらに「後期研修医」に進む人が多いです。