医者の年金はどうなっている

医者の年金はどうなっているのでしょうか

医者は「医師年金」に加入しています

年金には、公的年金と私的年金があります。公的年金とは、国が運営する国民年金、 厚生年金、共済年金のことです。それに対して、私的年金は、個人や企業が任意加入 する年金のことです。医者は私的年金である「医師年金」に加入します。

「医師年金」は、医師が構成員となる日本医師会が、会員福祉の一環として、昭和 43年10月に八足させた積立型の私的年金制度であり、長い歴史があります。そして、 平成25年4月からは、保険業法に則った認可特定保険業に変わっています。

「医師年金」は積立式だから安心です

医師年金は、「自分で積立てた分を将来自分で受取る」という積立型の年金ですから、 現役世代が高齢者を支える公的年金制度とは全く異なり、安心して受け取ることができます。 しかも、医師年金の事務手数料は１回の保険料払込に対して0.25％と少額ですから、 効率的な積立ができます。

詳しくは、 日本医師会のホームページ をご覧になっていただければ分かります。

医師年金は、実際に年金の受取を開始するときに、自分に最もふさわしい４つのコース の中から受取方を選択することができます。また、一般的な個人年金に比べて、加入が 可能な年齢の上限が高いことが特徴となっています。日本医師会の会員で、満６４歳 ６ヶ月未満であれば加入資格があります。そして、 新規加入の受付は、加入資格満了 の２ヵ月前までです。