医者の結婚相手の職業に音大卒のピアノ講師が多い？実際に結婚に至ったまでの成功事例を公開

医者の結婚相手の職業として音大卒のピアノ講師が多いという噂はよく耳にします。それは本当なのでしょうか？その理由について考えてみます。そして、実際に音大卒の女性が医者との結婚に至ったまでの成功事例をご紹介します。

医者の結婚相手の職業に音大卒のピアノ講師が多い？

あなたの周囲に「医者の結婚相手は音大の人が多いよね！」とか「私の友達のお姉さんが医者と結婚したのだけれど、音大卒のピアノ講師だからかな？」などという話をしている人はいませんか？「いるいる！」という人も多いかと思います。

これは本当なのでしょうか？結婚相談所にリポートしてみると、確かに医者が音大卒の人と結婚するケースはあるようですが、そもそも音大卒の女性がそれほど多いわけではなく、数としては目立って多いということはないようです。

それにもかかわらず、このような話がよくされているのには、理由があります。１つは、音大卒という響きが、普通大学卒というよりも印象に残りやすいからです。たまたまこの組み合わせの事例を聞くと、多いように感じてしまうのです。

もう１つは、音大卒というとなんとなくお嬢様っぽい雰囲気を感じて、いかにも良家のおぼっちゃまである医者と合いそうなイメージを描くからです。この２つが相まって、 医者の結婚相手の職業に音大卒のピアノ講師が多い という話が広まったのだと思います。

ここまではうわさ話の段階ですが、実際に音大卒のピアニストは医者と結婚できる可能性が高いのでしょうか？いつものように、事例を取り上げて検証してみたいと思います。

実際に結婚に至ったまでの成功事例を公開

今回の記事では、音大卒でピアノ講師をしている宇美さん（仮名）25歳が医者と結婚に至ったまでの成功事例をご紹介します。

音大卒はお見合いに有利？！

医者と結婚したい女性が結婚相談所に申し込んだとき、まず最初の壁となるのがお見合いのセッティングです。結婚相談所に入会さえすれば、受け身で待っているだけで相手を探してくれてどんどんお見合いができると思っている人も多いです。

しかし、事はそう簡単にはいきません。お見合いのセッティングは相手から申し込まれるか、自分から申し込むかですが、いずれにしろ双方の合意がなければセッティングすることはできません。

年齢があまり若くなかったり、容姿がずば抜けて美しいわけではないという女性の場合、相手からの申し込みがなかったり、こちらから申し込んでも断られるということが続くことが多いのです。

このような人がチャンスを得た成功事例については、下記の記事をご覧ください。

今回ご紹介する宇美さんは、音大卒で25歳という若さが相まって、お見合いを申し込んでくる医師も何人かいましたし、自分から申し込んでもお見合いを断られることはほぼありませんでした。

結婚相談所のリポートによると、音大卒は明らかにお見合いのセッティングに有利ということでした。この意味では、冒頭のうわさ話もあながち嘘ではなかったことになります。

音大卒の女性は医者のプライドを満たす

音大卒のピアノ講師がなぜ医者とのお見合いに有利なのか？その理由を考えてみます。それには大きく２つの理由があります。１つは、医者はとてもプライドが高いからです。

自分は社会的地位が高いのだから、自分が妻として人に紹介する女性は、自分のプライドを満たしてくれる女性でなければならないと考えている人が多いのです。もちろん、医者の中には様々な考え方の人がいますが、他の職業に比べるとこのような人が多いのは確かです。

それゆえに、医者は結婚相手の職業を厳選したり、容姿が美しい女性を選ぶ傾向が強いです。友人や知人と会ったときに、自慢できる点を持っている女性でなければ、紹介しても恥ずかしいと思うからです。

音大卒のピアノ講師は、医者のこのようなプライドを満たす職業の１つとして捉えられているようです。音大卒ということで、優れた才能を持っているから医師のスキルを持っている自分にふさわしい。

小さい頃からピアノを習い、それを長期間にわたって続けてきた家庭環境から、自宅にピアノを設置して防音対策をしているなど、それなりの裕福な家庭に育っていることが多い。

一生懸命にピアノを弾いている姿は美しい。ざっとあげると、これらのイメージを複合的に描くので、少なくともお見合いで会ってみようかと思うようです。

宇美さんは、専任カウンセラーのアドバイスにしたがって、プロフィール写真や文章に注力したので、このようなイメージの女性と認識されたのです。

音大卒は子供の教育に熱心と考える

音大卒のピアノ講師が医者とのお見合いに有利なもう１つの理由は、医者は子育てを重視するからです。医者の中には、自分が高い社会的な地位を得たのだから、自分の子供にも高い社会的地位を引き継いで欲しいと考える人が多いです。

しかし、自分は仕事に忙しいので、子供に対する教育に熱心に取り組んでくれる女性を望んでいます。音大卒のピアノ講師は、幼少の頃から習い事を継続して続けてきたので、子育てにおいても、自分の体験をもとに熱心に取り組んでくれるのではないかと考えます。

そして、ピアノ講師という職業柄、子供に教えるのが上手なはずだからです。また、医者自身も幼少の頃にピアノやバイオリンなどの習い事をしていた経験のある人が多く、音楽教育そのものも教養を高めるのに不可欠と考えているからです。

さらにプラスアルファとして、音楽に精通している妻と、クラシックコンサートなどに出かける姿は、医師としての自分にふさわしいライフスタイルだと思うようです。

何人か失敗した後に成婚に至る

ここまでお読みになった方は、宇美さんは簡単に結婚に至ったと思われたかもしれません。でも、実際はそう簡単ではなかったのです。はっきり言うと、宇美さんは少し我がままに育った女性でした。

両親に可愛がられて、何でも好き勝手にしてもらっていました。ピアノも自分の意思で続けてきたのです。だから、ちょっとしたことでも自分の思い通りにならないと、すぐ不機嫌になるというタイプでした。

医者は結婚相手として気に入ってはいましたが、せっかくお見合いをしてデートをしても、少し気に入らないことがあるとすぐ表情に出たり、相手からの連絡が途絶えるとすぐに怒って断ってしまいました。

そのため、お見合いのセッティングはできても、なかなか本交際までは至らず、仮交際の段階で中断するということを繰り返しました。医者も我がままな人が多いし、仕事は忙しいときは、何日も連絡がこないことは普通にあります。

このままでは、いつまでたっても成婚に至らないのではないかと心配した専任カウンセラーは、宇美さんにセミナーの受講をすすめたり、直接、お見合いやデートのときに注意すべき点を教えたりしました。

その結果、宇美さんも反省すべき点があったようで、「相手の話をよく聞く」「気に入らないことがあっても我慢する」「少し連絡が途絶えても怒らず待つ」などを心掛けるように変えていきました。

そのかいがあって、宇美さんは、比較的、年齢が近くて話が合う医師と本交際を経て、結婚に至ることができました。

まとめ

今回ご紹介した宇美さんは、音大卒のピアノ講師で25歳という、医師との結婚を目指す女性の中では、比較的、有利な立場にいる女性でした。医者とのお見合いのセッティングでさえ難しい中では、お見合いのセッティングまでは楽に進めることができました。

しかし、これは25歳以下の若い女性にありがちなのですが、まだ年齢に余裕があるために、心のどこかで「自分を抑えてまで結婚に至らなくてもよい」と考えているケースがよくあります。つまり、結婚に真剣になっていないのです。

その結果、仮交際までは進んでも、本交際までにたどり着くことができないことが多いのです。まだ年齢に余裕があると思っているうちに、あっという間に年月が経ってしまいます。

結婚相談所では１歳でも若いほうが有利なことは事実ですから、せっかく25歳以下で申し込んだのなら、できるだけ早く有利な条件があるうちに結婚に至ることが大切です。

特に、医者と結婚したいのであれば、「自分を抑えて相手に合わせる」ことも学ばなければなりません。医師は人間の生死に立ち会うことも多く、肉体的にも精神的にも、起伏が激しくなる仕事です。

あなたのほうから、少しだけ歩み寄って、相手を癒したり、支えたりする気持ちが大事です。このような気持ちがなければ、何度お見合いして仮交際をしてみても、成婚するまでには至らないでしょう。宇美さんは、それに気づいたから結婚に成功することができたのです。