医者と患者
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医者と結婚する女性

医者と患者が結婚する可能性はあるのか?ももクロ医者と結婚に反対の声が多かった理由は?

医者と患者が結婚する可能性はあるのでしょうか?それなら結婚相談所などで婚活しなくてもよいのではと思われるかもしれません。まさに医者と患者が結婚した「ももクロ医者と結婚」のニュースに反対の声が多かった理由についても考えてみたいと思います。

医者と患者が結婚する可能性はあるのか?

医者と患者

医者と結婚したい女性のほぼ全員に平等にチャンスがあるのは、唯一、患者として医者と会うことです。もしこのチャンスを生かせるのならば、わざわざ結婚相談所や婚活パーティーに申し込まなくてもよいのではないかと考える女性も多いのではないでしょうか?

「医者と患者が結婚することはありますか?」これは非常に多く聞かれる質問の1つです。結論を言うと、医者と患者が結婚するケースは稀にありますが、実際はほとんどないに等しいくらい可能性は低いというのが僕の回答です。

医者と患者が結婚する可能性を現代の医療環境と、医師のモラルの2つの視点から考えてみたいと思います。

現代の医療環境ではチャンスが乏しい

確かに、年配の医者に聞くと、昔は医者と患者が恋に落ちて、結婚したという話が結構あったそうです。しかし、若い医者に聞くと、最近では、ほとんど聞いたことがないという答えが返ってきます。その違いは何なのでしょうか?

昔と今で大きく異なるのは、医療環境です。入院日数がどんどん短くなっています。特に、平成の頃からその傾向が顕著になりました。厚生労働省の「患者調査」によると、入院日数が最も長かったのは1990年で、平均入院日数は44.9日でした。

それが、2016年(平成28年)には、平均入院日数は28.5日にまで短縮されています。以前は、30日を切るなんて考えられないことでした。その実態は、入院数は増えていて、短期入院の比率が高くなっているのです。

入院日数が短くなった理由は大きく2つです。1つは、医療技術の進歩です。内視鏡手術や腹腔鏡手術など、術創が小さく患者さんの体に負担をかけにくい新しい手術方法が確立されたことにより、術後の回復期間が短縮化され、通院フォローで十分になったのです。

もう1つは、国の施策です。高齢者の入院が長引いて病床不足が生じるのを防ぐために、入院期間の短縮を促進する施策を推進したのです。具体的には、大病院には急性期の患者だけ入院させて、落ち着いたら地域の診療所に移して通院させるなどの医療機関の機能分化を進めるなどです。

また、ある生命保険会社の調査によると、20~40歳代は「7日以内」の短期入院の割合が多く、60歳代になると「15日以上」の入院割合が20~40歳代の1.5倍になるというデータが示されています。

このことから、若者は入院したと思ったら、すぐに退院してしまい、結婚適齢期の若い女性が入院中に医師と恋に落ちるなんてドラマのような展開には至らないのです。そして、医者は、外来、検査、手術等で超多忙です。

食事をとる暇さえ取れないことがあります。それゆえ、1人の患者に接する時間は1日数分程度というのが実態です。これは通院時の診療時間も同様で、高齢化社会となり高齢者の患者が増加することにより、1人当たりの診療時間は数分程度に短縮化されています。

このように、入院患者に関しても、通院患者に関しても、このような短い時間で恋愛関係に発展することは現実的ではなく、かなり難しいと思います。

医師のモラルが障壁になる

医療環境以上に、医者と患者との結婚の障壁となっているのが、医者のモラルの問題です。昔に比べて現代は、コンプライアンスの重要度が増しています。コンプライアンス研修なども定期的に行われており、モラルの問題も大きく取り上げられています。

それゆえ、公表されている医者に対する様々なアンケート調査結果を見ても、大半の医師が「患者は治療すべき対象であり、医師と患者の恋愛はあり得ない」と回答しています。

僕の周囲の医師に聞いても、同様の意見を述べる人が多いです。年配の医師になると「人間同士だからしょうがないんじゃないの」などと答える人もいますが、若い医師ほど、医師と患者の恋愛を厳格に否定する人が圧倒的に多数です

つまり、結婚適齢期の年代の若い医師の大半は、厳格に患者を恋愛や結婚の対象として見ないように心掛けているということになります。これは、医師としてのモラルの問題ですから、簡単に変えることはありえないはずです。

医師のモラルの障壁が大きいため、若い医者からは、医者と患者が結婚したという話は、ほとんど聞いたことがないという回答が返ってくるのだと思います。

ももクロ医者と結婚に反対の声が多かった理由は?

医者からレッドカード

ももクロメンバーが医者と結婚した経緯と、その結婚に反対の声が多かった理由について解説します。

ももクロ医者と結婚というニュース

医者と患者の結婚を語るとき、思い出すことがあります。それは、「ももクロ医者と結婚」のニュースです。SNSなどで反対の声が巻き上がりました。その経緯から、簡単にご説明していきたいと思います。

ことの発端は2019年11月24日に、公式サイトにおいて、元ももいろクローバーZ(ももクロ)メンバーの有安杏果が結婚を発表したことに遡ります。

有安杏果は、ももクロのメンバーとして2009年から活動開始し、2018年1月のライブで卒業しました。10年近く、ももクロメンバーとして活動していたことになります。

最初は「ファンの皆様へ」と題した投稿で、「この度11月23日に兼ねてから結婚を前提にお付き合いしていた一般男性の方と入籍致しました」と報告していましたが、やがて「医師としてこれまでも私の活動を親身にサポートをしていただいた方」と語りました。

当時の「FRIDAY」(講談社刊)を見ると、有安杏果の相手の男性はメンタルクリニックで院長を務める48歳の精神科医・K氏だと報じられており、K氏が有安杏果のももクロ脱退を促したとも報じています。

結婚のどこに反対の声があがったのか

2019年11月25日付けの東スポWeb記事には、芸能関係者への取材で、有安杏果の結婚相手は「40代後半の精神科医で、ももクロ時代から患者として通っていた」という証言を入手しています。

また、有安杏果の発表によると、「相手の男性は、自身の個人事務所『アプリコット』の代表を務めている」ということも明らかになりました。

このときに入手した情報によると、SNS上などで、結婚に反対の声が多かった理由は、次の3点だと思います。

  1. 患者として通っていた精神科医と結婚したこと
  2. 年齢が24歳も離れていること
  3. 個人事務所の代表を務め、公私共に関わっていること

その中でも、最大の問題は、「患者として通っていた精神科医と結婚したこと」です。冒頭で、大半の医師が「患者は治療すべき対象であり、医師と患者の恋愛はあり得ない」と回答しているとお伝えしました。医師のモラルの問題です。

そして、その中で注目すべき点は、医師と患者の恋愛や結婚に柔軟な回答を寄せていた医師でも、ほぼ全員が声を揃えて、精神科医だけは患者と恋愛関係になることは絶対に避けるべきであると強調している点です。

それには理由があります。精神科の治療の過程において、「転移性恋愛」という状態が生じることがあるからです。これは患者が精神科医に対して、心の中をすべてさらけ出すことにより、治療過程の中で、精神科医との関係を恋と錯覚してしまう現象のことです。

実際に、医師と患者が異性同士の場合には、よく起こる現象です。このような関係を利用して、医師が患者を恋愛対象とすることは、言語道断です。それゆえ、特に精神科医は、的確な治療を行うために、絶対に患者と恋愛してはいけないという暗黙のルールがあるのです。

今回は、そのタブーを公然と破ったのですから、反対の声があがるのも当然だと思います。年齢が24歳も離れていること、個人事務所の代表も務めていることが、さらに「転移性恋愛」ではないかという疑念を強めています。

反対は、単にファンなどが反発したというレベルの問題ではなく、精神医学の医師などからも批判の声があがっており、有安杏果と結婚した医師は、精神科医としての権威は完全に失墜したと思います。

まとめ

今回は、医者が患者と結婚することはあるのか?というご質問についてお答えしました。可能性はゼロではありませんが、僕の知る限り、実際には限りなくゼロに近いとしか言いようがありません。

その理由として、医療環境の変化により、医者と患者の接する時間が短縮される傾向にあること、そして医者のモラルが障壁になることがあげられます。特に、若い医師は、「患者は治療の対象であり、恋愛対象としてはならない」という気持ちが強いようです。

僕の回りの医者に、「もし患者から告白されたらどうする?」と聞いてみても、「断る!」「相手にしない!」などと答える医者しかいませんでした

この問題を考える上で、1つの事例として、ももクロ医者と結婚というニュースを取り上げてみました。相手の医者が精神科医だったこともあり、多くの医師からも相当の批判がなされたようです。

僕は個人的に知り合いではなく、何の利害関係もないのですが、やはりこれはいけないという感想を持ちました。この件は例外中の例外ですが、通常の医師はモラルに背いて、自らの権威を失墜させてまで、患者と恋愛関係に入るということは避けるのではないかと思います。

医者と結婚する手段として、患者として医師にアプローチするということはやらないほうがよいし、やっても成功の可能性は極めて低いと知るべきだと思います。

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